基本情報


一般

面積約 100,000 平方キロメートル(日本の 1/4 くらい)
人口約4,800万人
首都ソウル
民族韓民族
言語韓国語

経済

概況
経済構造として外需に大きく依存しており、名目GDPに占める輸出入の割が70% を越える(日本は、30% 弱)。08年のリーマンショック以来、生産、内需、輸出等の不振により景気は委縮し、急激なウォン安と株安が進み、現在も回復していない。

主要産業電気・電子機器、機械類、自動車、造船、鉄鋼など。
名目GDP約 9,500億 ドル
一人当たりGDP20,000ドル
経済成長率2.2%(2008年)
消費者物価上昇率3.2%(2008年)
失業率3.2%(2008年)
通貨ウォン

気候

四季

大陸性と熱帯海洋性の気候の中間地帯にあり、四季が明確で、夏と冬の気温差が非常に大きい。本州北部と類似しているが、大陸と陸続きなのですこし乾燥している。春、秋に比べて夏、冬が長く、夜と昼の気温差も大きい。韓国だけではないが、ここ数十年の調査から、降水量の増加、夏季の長期化と冬の短縮化など、亜熱帯化が進んでいるといわれている

月別平均気温(2008) 月別平均気温2008

月別平均降水量(2008) 月別平均降水量2008
暖かくて、湿気がなく乾燥している。 移動性高気圧と低気圧がかわるがわる通過することにより天気が変動する。
【 現象 】
 花冷え: 花が咲く頃に冷たい風が吹く。
 黄砂: 4月初旬~5月にかけて中国から砂が混ざった風が吹いてくる現象。
      この時期の旅行は避けたほうよい。行くならマスクが必須。
【 服装 】 朝夕は冷えるので薄手のコートかセーターなど準備したほうがよい。
南方の海で発生する熱い南東季節風が吹き、湿気が多く気温が非常に高い。黄海(西海岸)より東海岸のほうが涼しい。梅雨前線が形成される6月から8月までの間に、平均降雨量 1,200mm中の60%以上が集中的に降り、連続降雨が10日以上続く時もある。ゲリラ雨がという集中豪雨が起こり洪水が発生することもあり、ソウルでは漢江(ハンガン)流域に雨がたくさん降る。
【 現象 】 蒸し暑さ、熱帯夜、夕立ち、台風など
【 服装 】 不快指数が高く、薄手の服を着たほうがよい。
移動性高気圧の影響で晴れの天気が続き、高くて青い空もしばしば見られる。
【 現象 】 秋雨、紅葉
【 服装 】 昼と夜の気温の差が激しいので暖かい服装も準備したほうがよい。
シベリア気団の影響による乾燥した寒冷の季節。大陸から冷たく乾燥した北西季節風が吹き、海岸地方より内陸地方の方が寒い。東寄りは大雪が降り、通行止めになることもある。西側は雪はあまり多くないが、道が凍りつくほど温度が下がることもよくある。またキムチを漬けるのは初冬で、昔は冬を乗り越える為の必需品でもあった。
【 現象 】
 三寒四温: シベリア高気圧が 7日を周期で勢力が変わるので、高気圧が発達する 3日間は寒く、
         高気圧が弱くなる4日間は比較的暖かい天気となる。
【 服装 】
 乾燥しているので冷えるというより痛寒い。しっかりした冬服と、滑らない靴が必要。マフラーや手袋などは安く現地の
 露店で手に入る。室内はオンドル(床暖房)がきいているので薄着で過ごせる。

地域別の気候

東部
江原道(カンウォンド)などの東海岸性気候の特徴として、海水がゆっくり冷たくなり、ゆっくり暖かくなることが挙げられる。
他の地方に比べて夏は比較的涼しく、冬はすごしやすい。太白(テベク)山脈が風を止める役割を果たしている。
西部
ソウル、京畿(キョンギ)側の西部地方は大陸性気候。黄海(西海岸)もあるが水深が浅く、東海岸のような特徴はもたない。
南部その他
南部地方は、暖かくて降水量も多く農作業に適している。最終島は漢拏山(ハルラサン)で南北に二部され、南側はみかんを栽培し、高原では草原地帯が広がり牧畜など行っている。


祝祭日(公休日)

韓国の祭礼や行事には中国の影響を受けたものが多く、日本と似た祝祭日も多い。しかし、今日でも旧暦は生活習慣に溶け込んでおり、旧正月、釈迦誕生日、秋夕(チュソク)等の祭日は毎年日付が変わる。他に公休日制度を導入した1949年以後に作られた民族・国家的な記念日がある。また、補欠選挙を除く各種選挙投票日などは、政府で随時に公休日と定める。日本と違う点は、宗教に熱心な国柄を反映して、お釈迦様の誕生日やクリスマスが休日になっている。
韓国では祝祭日が減少する傾向にあり(2008年にも変更)、振り替え休日やハッピーマンデー制度などもない。

1月1日 新正(シンジョン)
新暦のお正月。一日だけの休日で新年の挨拶を簡単にするだけで済ます家が多い。1949年には新暦で3連休だったが、国民の心情に合わないと、結局、旧正月に戻した(1985年から段階的に)という経緯がある。
旧暦 1月1日 旧正月(ソルラル)
旧暦12月31日~1月2日(2009年は1月25日~27日)が本格的なお正月となる。秋夕(チュソク)と共に最も重要な祝祭日である。都会に住んでいる人々が大挙して、故郷を目指す。高速道路は身動き取れない程、渋滞に見舞われるが、普段会えない親に可愛い孫を見せるため、お土産を目一杯準備して帰省する。
親族は本家に集まり、儒教式に先祖への祭礼と墓参りをする。お供えしたご馳走や酒、トック(お餅の入ったスープ)を食べる。華やかな韓国服に身を包み、セベ(歳拝:新年の挨拶)をする。年長者はトクダム(徳談)という言葉かけをして、セベトン(お年玉)を渡す。お金を貰って喜ぶ子どもたちの姿は日本と全く同じだ。お腹がいっぱいになると、ユッノリ(すごろくのようなもの)や花札の出番だ。お金も少し賭けて遊ぶので、大いに盛り上がる。
しかし、最近は核家族化したり、キリスト教信者が増えたりで、お正月の過ごし方も段々簡素になっていくようである。
3月1日 三一節(サミルチョル)
日本の植民地支配に反対して、全国民的に繰り広げられた独立運動を讃えた祝日。1919年3月1日、宗教指導者33名が独立宣言文を読み上げた。当初の予定はソウルのパゴダ公園(現タップコル公園)だったが、急遽場所を変更した。彼らはすぐに逮捕されたが、パゴダ公園に集まった学生たちを中心にデモが行われ随時、拡大して行った。運動は全国218ヶ所で行われ、参加者は200万人にものぼったが、日本側の弾圧により多くの犠牲者が出た。現タップコル公園には記念レリーフもある。
旧暦 4月8日 釈迦誕生日(ソッカタンシンイル)
お釈迦様が来られた日ともいう(2009年は5月2日)。お寺にお参りして提灯をともし(燃灯)、家内安全、泰平を祈願する。高麗時代の燃灯会と民俗的な火祭りが結びつき、朝鮮時代に釈迦誕生日といわれるこの日の祭りとなった。この前後に毎年開かれる仏教行事は見所が多く、ソウル市庁では大規模なパレードがおこなわれ、出店も多く立ち並ぶ。
5月5日 子供の日(オリニナル)
こどもの健やかな成長を祝う日。旧暦の5月5日は端午の節句であり、鬼神を追い払うお札を貼ったり、ショウブ水で頭を洗ったりする習俗があった。男の子はシルム(相撲)、女の子はクネ(ブランコ)遊びもした。1975年から子どもの日に指定された。日本のような鯉のぼりは見られないが、子どもたちはおもちゃを買ってもらったり、好きなところへ連れて行ってもらえる楽しい日だ。
6月6日 顕忠日(ヒョンチュンイル)
殉国者慰霊祭。独立運動や朝鮮戦争時に祖国のために戦った人々や、殉死した警察官を追悼する日。ソウルの国立墓地では厳粛な儀式が行われ、太極旗(国旗)を弔旗掲揚する。
8月15日 光復節(クァンボッチョル)
1945年のこの日、35年間の日本の植民地支配から開放されたことを祝う、独立記念日。1948年のこの日には大韓民国政府が樹立された。
旧暦 8月14日~16日 秋夕(チュソク)
陰暦の8月15日(2009年は10月3日)の中秋のことで、日本のお盆にあたる。この日を挟んで前後3日間がお休みになり、旧正月と同じく、人々は故郷に帰省をするので、ソウルはお店が閉まり空になる。家族が揃いお墓参りをして、先祖にお供えする。また、収穫感謝祭の意味もあるので、各地では色々なお祭りが行われる。その中でも南西部のカンガンスウォレが有名である。多くの若い女性たちが満月の下で手をつないで輪を作りながら踊る。最初はゆっくり、段々早くなる姿は優美さと激しさを兼ね備えている。
10月3日 開天節(ケチョンジョル)
紀元前 2333年に、壇君(タングン)王倹(ワンゴン)が古朝鮮を建国したといわれる建国記念日。
12月25日 聖誕節(ソンタンジョル)
宗教人口の半分(全国民の四分の一)以上がクリスチャンである韓国では、クリスマスは公休日制定当初から祝日とされていた。町中がクリスマスツリーやイルミネーションで装飾され賑わいを見せる。クリスチャンで無い人もプレゼントを交換したりして、楽しむのは日本と同じだ。