ありがとう

第5回 ありがとう(コマッスムニダ)

ありがとう

コマッスムニダ(カムサハムニダ)
고맙습니다 / 감사합니다

「ありがとう」でコミュニケーションを円滑にしましょう

両方とも、ていねいな言い方で誰にでも使えます。けれども‘カムサ(感謝)ハムニダ(します)’は漢字語でよりフォーマルですので、公共の場ではこちらを使うことが多いです。大統領が「こんにちは、国民の皆さん。私を応援してくれてありがとうございます」などというスピーチではアンニョンハシムニカとカムサハムニダは必ず出てきますので耳をダンボにしてよく聞いてください。

最近はテレビで韓国のトレンディドラマが放映されたりしますが、友達どうしではこんな堅苦しい言葉は使いません。相手の目を見ながらしみじみと‘コマウォ’、‘コマッタ(困ったではありませんよ!)’という場面がでてきます。韓国人は普段、友達には、ありがとうとはあまり言いません。別れ際に何回もお礼を繰り返す日本人からすると物足りないかも知れませんが、一回の言葉自体に重みがあるともいえます。発音:‘コマッ’の次に一度口を結んでから‘スムニダ’に移ります。‘カムサハムニダ’の方は‘カムサムニダ’ときこえるかもしれません。

会話例
━プレゼントをもらった時
A: ありがとう。
  (コマッスムニダ。)

━買い物をした後、店の人がお客に
A: ありがとうございます。さようなら。
  (カムサハムニダ。アンニョンヒ カセヨ。)

逆にありがとうと言われたら、‘チョンマネヨ(どういたしまして)’と言います。でも実際はこれよりも、‘気にしないで’ とか‘何をいうのよ。水臭いわね。’みたいな話し方の方が多いようです。
豆知識Q&A
Q:族譜とは?
A:前回、本貫の説明をしましたが、族譜とはその一族の家系図をさします。その上、名前には何代目を表す漢字を使用するので、本貫・姓・名前を言えば、親戚関係がすぐに分かる仕組みになっているのです。ですから、初対面なのに「あなたは、私の伯父さんですね」なんて、年上の人が年下の人に言っている場面も出てくる訳です。
山下さんが二人出会っても、親戚であることも確かめ合わない(そんなこと滅多にありませんから)日本人を、韓国人は不思議に思うのです。