”韓国の大学に留学するにあたって”
韓国の4年生大学に入学する場合、韓国語の基礎ができていないと授業を受ける上でとても大変だ。その為、入学前に日本である程度学んで来るか、あるいは現地の語学堂などで基礎を学んでから入学するのが一般的だ。韓国の大学は留学生の受け入れはとても盛んで、入試も現地の韓国人とは別に特別なテストを受ける(面接や作文、書類選考などを通して)。一昔前は、ソウル大学、高麗大学、延世大学などの名門大学も受験すれば楽に合格する事が出来たが、近年は、とても難しくなりハードルの高いものになってきている。だが実情としては、留学生であればレベルの高い学校でも、韓国人達に比べて、比較的簡単に入学する事ができる。しかし、入学後、周りは受験戦争を通ってきた学生ばかりなので人一倍の努力が必要になるだろう。
学校のしくみ
- 入学金と登録金について
- 入学金も授業料も、ここ数年、毎年上がってきている。入学金は、大学や学部、学年によって多少の違いはあるが、平均的に100万ウォン程度だ。入学金は入学時に1度だけ払うのだが、登録金は、毎学期ごとに(1年に2回+4年間)学期初めに支払う。登録金と言うのは、授業料の事で、学期中に修学する受講料から始まり、学校の施設利用料や、他使用料が含まれたものだ。こちらも入学金同様、大学、学部、学年によって、支払う金額は異なるが、医学部や歯科部、薬学部などは、1学期で大体500~700万ウォン程度。その他の一般的な学部は、300~500万ウォン程度だ。
入学時には、入学金と、登録金をまとめて支払う事になる。4年生時には、残りの履修単位数によって、登録金の支払う金額が変わってくる為、3年生までに単位を確実に取得していれば、最後の1年は、少ない登録金で済む事になる。 - 奨学金
- 各学校で、外国人用の奨学金制度も学期ごとに準備されているので、前もって申請しておこう。言語に自信がなくても、その枠は外国人だけに限定している為、基準としている成績もある程度低くしているので、出席日数と認定枠の成績を取得していれば、留学生でも奨学金をもらえる可能性はとても大きい。
- 受講申請
- 授業を受ける為には、毎学期、学期が始まる前に、パソコンで受講申請を行わなければならない。学年ごとに、日程や時刻が決まっており、全生徒が一斉に自分がとりたい授業を競い合う形で選んでいく。アクセスが集中しすぎて、一時的にログイン出来なかったり、一つの授業を申請するのに、長い時間を費やす事もしばしば。その間に、他の授業の空きがなくなってしまう事が多い為、5割ほど思い通りにいけば上出来である。初めての時は、やり方が分からなくて、失敗してしまう事が多々ある為、先輩や知り合いの人に助けてもらうのが一般的である。
- 試験
- 基本的には1学期に2回、中間試験と期末試験がある。授業によっては、中間試験がなかったり、代わりにレポート提出の場合もある。テスト期間は決まっているが、教授によって、異なる場合もあるので、注意しよう。成績は、1学期ごとに出るが、成績はもちろんの事、出席日数も大きく関与してくる。学期間中(約3カ月)、1つの授業につき3回以上の欠席(遅刻は3回で1回の欠席扱いになる)で、その授業の学点はもらえないので、気を付けなければいけない。
- 警告制度
- 韓国の大抵の大学には、警告制度というものがある。学期終了時に全授業の成績が出された際、点数合計の平均値が2.0以下なら、小警告。1.5以下なら大警告通告を受ける。小警告の場合は4回目、大警告の場合は3回目の通告を受けた時点で、強制退学を強いられる。再入学を希望する場合は、1年後に再入学申請をする事が出来るが、入学金は再び支払う事になる。日本の大学よりもだいぶ厳しいので、気を抜かないようにしよう。
(学校によってシステムに違いがある為、前もって調べておこう。)
学校生活
- サークル活動
- 学校には、トンアリといったサークルが数多く存在する。入学時に、自分に合ったサークルを見つけ活動するのもよいだろう。サークルに入ると、学部の友達だけではなく、他の学部の友達や先輩が出来るので、友人関係の幅も広がり、学校生活も楽しくなる事だろう。
- MT
- MTとは、同学部の学生達が集まって行く短い旅行の事だ。1泊2日などで日程を決め、ソウルから少し離れたところにコンドミニアムを借りて、みんなで寝泊まりして親睦を深める。昼は川岸などで遊び、夜は飲み会のはじまりだ。新入生が入学してくる時期は親睦会も兼ねて必ず開かれ、大変盛り上がる。ここで、同じ学部の友人や先輩などと知り合い、仲良くなっていくケースが多い為、入学時には参加しておくとよいだろう。飲み会では、かなり飲まされる為覚悟しておこう。










